はるぴっぴのブログ

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#サカナLOCKS フレデリックとサカナクションがフェスで被りやすい理由を考えてみた

私はフレデリックサカナクションも好きなのだが、この前のSOLで一郎先生がこんなことを言っていた。


「……いろんなフェスに出て、日本のフェスシーンみたいなものをミュージシャン的観点からさらに深く感じ取ったんだけど、ひとつ思ったのは……ラインナップがいっしょだな。(中略)ヘッドライナー前とか若手とかだと被ってくるんだよね。フレデリックなんて今年、何回会ったか分からない。

https://www.tfm.co.jp/lock/sakana/index.php?itemid=11880&catid=17&catid=17

 

フレデリックなんて今年、何回会ったか分からない。

フレデリックなんて今年、何回会ったか分からない。

フレデリックなんて今年、何回会ったか分からない。

フレデリックなんて今年、何回会ったか分からない。

 

めちゃくちゃ笑った。

 

一郎先生のおっしゃる通りで、フレデリックサカナクションはやたらめったにフェスで共演する。

 

じゃぁ実際どれくらい共演しているのか、数えてみた。なお今回は、同じフェスに出たものの日程がバッティングしていないものについてはカットしている。

 

またステージも被ったものには下線を引っ張っている。

2015年春・夏

サカナクションのフェス出演がないのでノーカウント

2015冬

サカナクション側から見た被り率:50%(1/2)

フレデリック側から見た被り率:

FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2015

サカナクション:Z-STAGE 21:05-(トリ)

フレデリック:R-STAGE 18:15-

2016年春

サカナクション側から見た被り率(2/14に行われたビクターロック祭り2016込み):37.5%(3/8)

フレデリック側から見た被り率:

JAPAN JAM BEACH 2016

サカナクション:5/5 SKY STAGE 19:55-(トリ)

フレデリック :5/5 SEASIDE STAGE 11:30-(トップバッター)

OSAKA METOROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016(メトロック大阪)

サカナクション:5/14 BAY FIELD 19:00-(トリ)

フレデリック :5/14 NEW BEAT SQUARE(トップバッター)

VIVA LA ROCK 2016(ビバラ)

サカナクション:5/28 Star Stage 20:00-(トリ)

フレデリック :5/28 VIVA! STAGE 10:40-(トップバッター)


被り率は思ったよりも低かったものの、両者のポジションの置き方が時間帯までソックリで吹いた。フェスのマンネリ化がこれだけでハッキリとわかる。

2016年夏

なし


春の被り祭りからは一転、なんとゼロに。規模が大きいので日程をズラされるか、サカナクションが出ているフェスでフレデリックが出ていない(落ちた?)ことが多かった。

2016年末

なし


そもそも年末フェスはそんなにない。

2017年春

なし


フレデリックが意外と出てない。ちなみに、森道市場では日にち違いで出ている。まぁサカナクションというか一郎さんとエジーとNFって感じだけれど。

2017年夏

サカナクション側から見た被り率:20%(2/10)

フレデリック側から見た被り率:

NUMBER SHOT 2017

サカナクション:7/23 山笠ステージ 19:45-(トリ)

フレデリック :7/23 山笠ステージ 14:15-

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017

サカナクション:8/26 LAKESIDE STAGE 19:35-(トリ)

フレデリック :8/26 Mt.FUJI STAGE 15:10-


書いてはないものの、このあたりから徐々にフレデリックサカナクションが同じステージになり始めるように。フレデリックサカナクションが出るような大規模フェスで、落とされなくなってきた。

2018年春

サカナクション側から見た被り率:50%(3/6)

フレデリック側から見た被り率:

VIVA LA ROCK 2018

サカナクション:5/3 STAR STAGE 19:35-(トリ)

フレデリック :5/3 STAR STAGE 11:05-(トップバッター)

JAPAN JAM 2018

サカナクション:5/5 SKY STAGE 19:55-(トリ)

フレデリック :5/5 SKY STAGE 13:45-

TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2018(メトロック東京)

サカナクション:5/27 WINDMILL FIELD 19:40-(トリ)

フレデリック :5/27 SEASIDE PARK 15:20-


サカナクションサイドから見た被り率はなんと60%!しかも5回中2回は同じステージに時間帯違いで立っている。

 

あと森道市場入れるならフェス出演回数は6回だった。ちなみに森道市場は、11日にNFで山口一郎や江島圭一が出て、12日にフレデリックがフツーに演奏している。ヘタしたらここも被る可能性があった。

2018年夏

サカナクション側から見た被り率:50%(3/6)

フレデリック側から見た被り率:

WILD BUNCH FEST. 2018(ワイバン)

山口一郎(NF):7/28 Alley oop 20:00-

フレデリック :7/28 Pirates Stage 15:00-

RUSH BALL 2018(ラシュボ)

サカナクション:8/25 メインステージ 20:00-

フレデリック :8/25 メインステージ 17:00-

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018(ラブシャ

サカナクション:9/2 LAKESIDE STAGE 19:35-

フレデリック :9/2 LAKESIDE STAGE 12:40-

 

果たしてワイバンは含めていいのか疑問が残るが、ラシュボもラブシャも同じステージに時間帯違いで立ってる。ちなみにワイバンは本当なら、サカナクションは29日に出る予定だったが、台風のせいで中止になった。

 

この統計からいえば、今年の春夏フェスは一郎先生が10回フェスに出たら半分以上は被っていたのである。

 

どうして被るの?

まず、フェスのタイムテーブルはスケジュールや集客力、音楽性(特にビバラとメトロック)などを考えて組まれている。

 

スケジュールは我々が想像できることではないし、サカナクションフレデリックも邪魔になるイベントがあまりなかったので考えない。

 

そしてこの場合、集客力と音楽性がポイントになる。

集客力

サカナクションはどのフェスに出てもトリを任せられる。一方でフレデリックは〜中規模のフェスだと一番大きいステージの昼間での時間を任せられることが多く、「数え切れないくらい会う」こともある。

音楽性

サカナクションフレデリックは音楽性が似ている。

 

上で挙げた中だとJAPAN JAMとワイバン、ラシュボはごちゃ混ぜにしているが、ラブシャとビバラ、メトロックはある程度分けているように思える。

 

分けた結果、今の音楽シーンはオシャレ系とゴリゴリロック、そしてその中間に位置するミュージシャンに分けられる。

 

そしてフレデリックサカナクションはオシャレ系にどちらも分類される。オシャレ系である程度以上集客が期待できる人は限られてくるので、そうなると必然的に被ってしまう。

 

またサカナクションフレデリックもダンスミュージックを得意とする。そうなると森、道、市場など専門性が比較的高いフェスでもどちらも出たりする。

フレデリックがたくさんフェスに出ているから

これも原因の1つである。

「2018年、フェスに最も出たバンド」2位は04 Limited Sazabys、1位は?(エキサイトミュージック) - Yahoo!ニュース

・1位 HEY-SMITH  20回
・2位 04 Limited Sazabys  18回
・3位 四星球/フレデリック 17回
・4位 THE ORAL CIGARETTESKEYTALK  16回
・5位 キュウソネコカミ  15回

フレデリックは音楽業界全体でみてもものすごくフェスに出ているバンドである。

 

2018年は森、道、市場やニューアコのような敷居の高いフェスに出たかと思いきや、YON FESや百万石音楽祭などラウド色強めのフェスにも出演した。

 

大夏フェスのうち2つであるサマソニとロッキンにも出演してきたので、幅広いジャンルのフェスに出ている。

 

そうなってくると、必然的にサカナクションと被ることが多いのもうなずける。

HIP LAND MUSICの陰謀

サカナクションは2010年にアルクアラウンドでブレイクしたバンドだ。

 

それ以来、夜の踊り子やミュージック、新宝島などのヒット作を作ってきて、8年以上も音楽シーンの第一線を走り続けている。

 

普通、8年もブレイクし続けていれば、どこかの若手バンドがフォロワーとして出てくる。

 

しかしサカナクションの場合、2017年と2018年にかけて辞め(LILI LIMIT、ぼくのりりっくのぼうよみ、ねごとなど)る事例が相次いだ。

 

雨のパレードやodolなど、活動を続けているバンドもいるが、いまいち売れていなかったり、ベースが脱退したりしている。

 

そんな中、四つ打ちブームが終わってどうなるかと注目されていたフレデリックがダンスミュージックに振りきるようになった。

 

ダンスミュージックと一言で言っても、中にはKEYTALKみたくひたすら明るい方に振りきるバンドや、夜ダンみたくうるさい方に振りきるバンドもいるが、フレデリックは柔らかいイメージを崩さずやり始めた。

 

その結果オシャレダンミュージック+ロック+ポップ をやっていて、ある程度売れているバンドがサカナクションフレデリックになった。

 

フレデリックのフロントマン、三原健司は28歳だ。それに対してサカナクションのフロントマン、山口一郎は38歳。

 

結成年でいえば、サカナクションは2005年だが、フレデリックは2009年。ただしサカナクションは前身バンドにダッチマンというものがあって、それが1998年結成なので、実質的には11年先輩だ。

 

フロントマンに10歳差、キャリアに11年差があれば、そのバンドがいたポジションに収まるのは納得感がある。

 

そういうわけで、HIP LAND MUSICが今後のことを考えて若いファンが多い今からサカナクションからフレデリックにファンを流すため、あえて共演させている説。